ハヌカ祭

2009年12月16日新月

ユダヤ教の『ハヌカ祭』に行ってきました。

『ハヌカ祭』とは…
紀元前164年、ユダヤ人がギリシア軍を
エルサレムから追放し独立を勝ち取った
“自由と勝利の象徴”のお祭り。

エルサレムの神殿からギリシアの象徴『ゼウス像』を取り去り、
神殿を清めた際に(お宮を清めて奉献することをヘブライ語で『ハヌカ』)、
神殿に残っていたローソク用の特別なオリーブ油が
1日分しか残っていなかったのに8日間もローソクが燃え続けた
ことから期間中毎夕8日間ローソクを灯す「光の祭」ともいわれています。


油にちなんでスフガニャ(揚げパン)レヴィヴァ(ポテト)を食べて
お祝いするのです。会場にも手作りのケーキや料理がずらり!!

HAPPYハヌカ!!!
と、挨拶する時からいきなり女性と男性は握手をしない!こととか
つむじは神と交信するものだから見せないために小さい帽子を被る!
んだとか初めて触れる異文化にいちいち驚きを隠せない私(笑)

いよいよハヌカ祭がスタート!!

ラビ・Mendiによるお祈りと共にメヌラといわれるキャンドルに火が燈されます。
「キャンドルはただの象徴ではなく我々の心の光を燈す」
と、ラビ・Mendi。


着物をリメイクした衣装を通じて世界中で日本の文化を紹介していらっしゃる
アジアの風21小林栄子さんの艶やかな衣装を身にまとった
ダンサー長畑信作さん・深河晃さんの舞、
朋郎(ともろう)の和太鼓と笛による演奏で日本の文化を紹介。

大はしゃぎしながらもじっと見つめて楽しむ子供たち。
「それぞれひとりひとりが光をもっている。
その光がひとつになったとき大きな光となる」
ラビ・Mendiの言葉は日本人が大切にする和の心と同じ。
子供たちがお祭りをお祝いできる平和な世界が保たれますように・・・☆☆☆

(ラビ・Mendiとお父様とともに。)