民族楽器コイズミ 3


馬頭琴

遊牧民は持ち運びに便利な大きくない楽器をつくったんだそう。

馬の走る蹄の音がいつしか旋律となっていく。

それは五線譜には描けない音色。

東洋でうまれた神秘の音の粒子たち。

口琴

持ち運びに便利なキルギスのケース、デザインがかわいい♪

北海道では竹製のムックリ、ベトナムでは真鋳製、

ヨーロッパでは鉄製、と国によって素材が変わり、

女性が男性を呼び寄せるとき、カントリーミュージックとして、

ロシアでは儀式でシャーマン(司祭)によって使用されるなど

使われ方も文化によってかなり異なる。




木魚・ゴピチャン

改めて木魚の丸みのある響きに酔いしれる。

ゴピチャンはインドの一弦琴。

逆V字の木の部分を握ることで起こる弦のたるみで

うねりのあるたゆんだ音をだす。

この音色にのせて吟遊詩人が歌うんだそう。