13人のグランマザー第1弾!朝崎郁恵さん×龍村ゆかりさん










10月奄美大島での「13人のグランマザー 第8回国際会議 in 奄美」にむけて
スペシャル企画として3ヶ月連続インタビューを実施!!


開催地奄美出身の唄者、朝崎郁恵さんの島唄を軸に、
日本の阿母の祈り、 日本の原風景の残る奄美について紹介。
今回のグランマザーの国際会議に少しでも興味をもってもらえたら嬉しいな。




3ヶ月連続インタビュー企画第一弾!!は




(龍村ゆかりさん・私・朝崎郁恵さん)



「初めてお会いした気がしない。娘みたい。奄美で言う神の引き合わせっていうことかな」
と目を細めゆかりさんのことを見つめられていた朝崎郁恵さん。





世界の先住民族の女性長老たち、シャーマンやメディスンウーマンと呼ばれている女性、
もともと自分たちの住んでいる土地で取れた薬草を使って病気を治していたヒーラーの女性たちが、
薬草に触れながら「今、地球がおかしい。何かが起きている。何かしなくてはならない。」
というメッセージをそれぞれが受け取っていた。


そんなとき、おばあちゃんたちが世界に発言する場をつくろうと、ある女性が
16名のおばあちゃんに手紙を書いて、そのうちの13人が賛同して2004年にN.Yに集まった。
自分たちの抱えている問題を分かち合ってひとつになりましょうと同盟をつくったのです。
これからどうやって自分たちの言葉を伝えていこうと話し合ったところ、

半年、一年に一回こうしてみんなで集まって、それぞれの住んでいる場所を訪ね、
問題を認識して叡智をシェアし、未来の子供のために祈りましょう!

ということに。翌年ニューメキシコのおばあちゃんのところに訪問。
それから6年。初めて日本で開催されることになった第8回目の開催地は奄美が選ばれた。


「光栄です。13人に早くお会いしたいです。」と唄で13人を迎えることになった
奄美出身の唄者、朝崎郁恵さん





奄美大島が選ばれた理由は・・・?

13人のうちのひとり、クララ・シノブ・イウラさんは日系2世で
アマゾンの奥地に住み、病気になった人を癒すヒーラー。

13人のなかにアマゾンから2人参加していたので、
私が招待する必要はないかなと思っていた矢先、
第4回国際会議でチベットのダラムサラに行ったとき、ご両親が仏教徒だったことから
日本人としての血が騒ぎ、自分はおばあちゃんたちを日本に連れて行きたい!!と思ったのだそう。
クララさんのこの想いをゆかりさんが受け止めたのは3年前のこと。


「クララは日本に住んだことがないからどこにしよう・・・と思っていた。
映画やテレビの取材で新たな目をもって聖地を巡ってみたけどなかなか見つからず・・・
でも皆既日食の時ガイアシンフォニー7番の撮影で奄美大島を訪れたとき
島に入った瞬間、島からくるパワーが他と全然違った!!
島を、巡ればめぐるほど神々のパワーを感じました。
ガイアシンフォニーの撮影できたのに心はグランマザーだった(笑)
そのあと奄美の神人にグランマザーのことをご相談したら、
”自然崇拝のあるところでやったらいい”とアドバイス頂いて
やっぱり奄美しかないと確信!
そこからミラクルがどんどん追い風のようにおこったんです。」

興奮しながらお話してくださったキラキラしたゆかりさんの表情を見てると
奄美の只ならぬパワーがこちらにも伝わってきました。


それにしてもどんなミラクルが?

まだグランマザーの開催地が奄美大島と公表していないとき、
ある方に「日本の開催地のことはどうなりましたか?」ときかれ、
「奄美大島でしようと思ってるんです」と伝えたところ、
「今日実はこれをお渡ししたかったんです・・・」と手渡されたのが朝崎さんのCD!!

奄美に行くと必ず朝崎さんの名前を聞いていたゆかりさん。
その直後に加計呂麻島の森林伐採反対を呼びかける署名運動を知ってもらい
奄美の自然を守ろうと企画した「阿母(あんま)」というイベントで初めて朝崎さんと会う。
そのとき、自然界の大きな力が今ここで唄を甦らせたいのだと感じたんだそう。

その”唄”について朝崎さんはこのように話してくださいました。
「奄美大島は縄文時代から自然信仰で、太陽に、自然に手を合わせて拝んでいた。
山に入るときも「お許し下さい」と言って入る。
楽譜がなく口伝で何百年、何千年と歌い継がれてきた唄にはたくさん祈りの唄がある。
大昔は唄で会話していたときもあり、江戸時代には山争い、水争い、
歌詞が途切れるまで唄でかけあう平和的な決着方法があった。
お祭りのとき神様を呼ぶこともお送りするのも唄、仕事もプロセス全部が唄になっているんです。」


唄に寄り添い、辛さを乗り越えてきた。
ありとあらゆる場面、喜怒哀楽、祈りが唄となって受け継がれてきた。

「FOR THE NEXT 7GENERATIONS」
唄には歴史と想いと叡智がつまっている。



「すべて唄です。
ご先祖様がのこしてくれた。
ご先祖様に感謝しています。」

島唄のことをうかがうと毎回必ず口にされる言葉です。




先住民族は違う部族の人を向かえ入れるとき、入る側も迎える側もお互い素性を名乗りあって、
贈り物を贈りあって自分たちは戦いにきたわけではないと唄などで友好的に示す。

「今回、日本のおばあちゃんも世界のおばあちゃんをそうやって迎えたい。
道開きをこういうかたちでできたということは、見えない力がそうさせたとしか思えなかった。
唄のエネルギーは島を包んでいる気がします。奄美は包み込まれるような母性を感じる。
奄美にはスピリットを守ってきている儀式や風習が大切にたくさん残っています。
生活のなかで祈るということがどういうことか、
行くだけでそれをうけとることができると思いますし、
スピリットを取り戻す・・・奄美のスピリットは唄に現れると思います。

植物も虫も奄美にしかいないものがたくさんある。これは地球の宝なんです。」



その宝に、命に、触れに感じに行きたいと思います。
ちなみに奄美の自然、クララさんが驚くほどアマゾンの植物が生息しているんだそう。
ゆかりさんがおっしゃったように、アマ”ミと”アマ”ゾン・・・
この名の共通性も封印されている歴史を紐解くきっかけの暗号のようにさえ思えてくる。
私たちがまだ知らない大切なものが”その時”を今か今かと待っているように感じた。

「不思議なものがかさなりあって・・・」
「偶然じゃないですね。」
と微笑みあうゆかりさんと朝崎さんの言葉には心に響く説得力がありました。
叡智を抱いて世界中の阿母(あんま)が大集合。
未来の子供たちにむけてどんな提案のやりとりがされるのか・・・
つくづく”今”は過去であると同時に”未来”なんだと感じる。
過去の叡智に学び”今”どういう行動をするかは未来にむけてとても大切なこと。

それにしても目に見えない大きな力の存在を感じずにはいれないこの流れ。

10月までどんなミラクルに導かれていくのか楽しみです。
深呼吸して波にのっていくとするか♪♪♪




13人のグランマザーのこれまでの軌跡に触れたい人は
映画「FOR THE NEXT GENERATION」 をみよう。
詳しくは”いのちの環”をチェック。

そして、”すべての命が健やかに生き続けるために”
同じテーマで20年ゆかりさんがプロデュースされていて旦那様の龍村仁監督
「ガイアシンフォニー第7番」が東京都写真美術館で公開しています!!





「13人のグランマザー 第8回国際会議 in 奄美」スペシャルインタビュー!!


第一弾!! 朝崎郁恵さん ・ 龍村ゆかりさん 7月24日・31日 オンエア!

第二弾!! 朝崎郁恵さん ・ 石垣あきこさん 8月21日・28日 オンエア!

第三弾!! 朝崎郁恵さん ・ UAさん  9月18日・25日 オンエア!

お楽しみに~♪♪♪