「ひふみのつどい」を終えて



「ひふみのつどい」無事終わりました

第一部 和の叡智の会では
【 知れば薬草 知らねば雑草 】をテーマに和ハーブの魅力と叡智を3人の専門の方々に語って頂きました



高月美樹さん(和暦専門家、LUNA WORKS代表)は
「江戸文献と家紋から見える“雑草”の底力」
”雑草”といわれる草花がたくましく生命力のある象徴として重宝され家紋に使われていたお話からはじまり
受粉して運んでもらうために踏まれることを前提に
生えている草の生態やそこからみえてくる虫と花の関係など驚きの連続‼︎
美樹さんの草花や虫への愛しさに溢れた語りに引き込まれあっという間に時間〜! もっと聴いていたかった‼︎

つづいて平川 美鶴さんは(和ハーブ協会理事)
「和ハーブが作ってきた日本人の“こころとからだ”」
和ハーブ初心者である参加者の目線で和ハーブとは…
にはじまりいかに和ハーブが日本人の生活に寄り添ってきたかを丁寧に教えて下さいました
美鶴さんのお話を聞いていたら和ハーブをもっと生活に活かしたくなったし山を知り尽くした全国にいる和ハーブの達人たちに会いに行きたくなりました
最後にぽつりと口にされた「本当は和ハーブって名前をつけずして大切にしていけたら…」に日本の風土の宝物である和ハーブへの底知れぬ愛を感じました

最後は和ハーブの名付け親でもある
古谷 暢基さん(医学博士、健康文化学専門家)の
「江戸の健康事情と“薬の和ハーブ”から読み取る医療の真実」
医学博士として世界中を飛び回っていらっしゃる古谷さん
帰国されたばかりのスリランカの写真をみせて頂きながらアーユルヴェーダをはじめ世界の薬草をつかった医療のお話
トリカブトの猛毒の威力からさらには世界の医療品30%を買っている日本の医療の衝撃の真実まで耳を疑うような現状をお話下さいました
自分や大切な人の身を守るために”知る”ということがいかに大切かをしみじみ感じました

第三部 和ハーブ料理パーティでは
和ハーブ酒などを頂きながら
美樹さんが蜜蜂の重要な蜜源となる貴重な「藪枯らし」の蜂蜜のテイスティングをさせてくださったり
美鶴さんがチャノキと柚子のディップをはじめ
和ハーブジャムなどのテイスティングも‼︎
どれも初めて口にするものばかりで大興奮♪

さらに
なんと‼︎古谷さん自らエプロンをして手料理を‼︎‼︎
しかもわたしの大好物のメニュー♡嬉しかった〜♪♪♪



「元麻布 さらさ」さんの和ハーブ創作料理の数々
和ハーブサラダに和ハーブカレーに和ハーブ煮込みに…
と和ハーブ尽くし‼︎ に みなさん大感激♪ 
身体がポカポカしてくる〜と体感してもらえたことがなにより嬉しかった☺︎❤︎



帰り際ハグしたときにみんな
「楽しかった‼︎ もっと学びたい」と
言ってくれました
今度は実際に山へ入るフィールドワークも企画したいなと次なる野望がふつふつと♡ 
又ぜひご参加くださいね♪







自分の人生をより豊かなものに変えてくれた和暦と和ハーブ
この魅力を”体感”し生活に活かしてもらえたらと開催させて頂いた
「ひふみのつどい」

今日から和暦手帳とともに路上や身の周りのちいさな生命の息吹を感じながら和ハーブライフを送っていただけるきっかけとなって頂けたら幸いです

またつどいましょう♪





改めて
ご参加くださったみなさん

和の叡智をシェアしてくださった
美樹さん・美鶴さん・古谷さん 

美味しい和ハーブ料理と何よりもアットホームな空間を作ってくださった会場「元麻布 さらさ」の店長 西崎さんを
はじめスタッフの方々

会場設営をはじめ細やかな心配りで会をサポートしてくださった和ハーブ協会 長谷川さん

みなさんのおかげで
素敵なひふみの節目を迎えることができました

こころから深く感謝いたします

ありがとうございました

神田亜紀
 (和ハーブコーディネーター)