5月21日《大重 潤一郎*祭 ~"命あるもの"の源へ》

残すところあと2日‼︎

逗子CINEMA AMIGOで5月22日まで
大重作品を一挙に公開している
《大重 潤一郎*祭 ~"命あるもの"の源へ》

ぜひこの機会に大重作品をご覧ください✨

≪上映スケジュール≫




◼︎10:00〜11:30  
久高オデッセイ 第一部 結章
水の心

◼︎12:30〜14:00  
久高オデッセイ 第二部 生章
水の心

「久高オデッセイ 第一部 結章」
「久高オデッセイ 第二部 生章」は
日替わりで上映時間が変わります

上映スケジュールや映画詳細は
CINEMA AMIGOサイトから♪
http://cinema-amigo.com
                        

◼︎15:00〜17:00  

⭐️21日 【先住民族の叡智】
縄文 + ビッグマウンテンへの道
・22日  【大重監督の原点】
原郷ニライカナイへ + 黒神


『水の心』


(1991/30min)
インド・バリを舞台に人々と水の関わりを描く。かつて人は水に祈り、水と共に生きていた。

日本、バリ、インドを舞台に生活における
水と人との関わり、水の旅路がえがかれています。
人々を洗い清め祈りとともにある水。
全編に渡って流れる水の潤いの音が
人の祈りを受け止める声に聞こえてくるような
観ているだけで心洗われ凛と潤う作品


『縄文』



(2000年作品/上映時間47分)
企画 三方町縄文博物館
製作・監督・脚本・編集 大重潤一郎

 この映画は、福井県三方五湖の岸辺に2000年にオープンした日本初の縄文博物館(梅原猛館長)の地母神殿シアター映像上映を契機に、一般上映用ロングバージョン
として製作されました。
 三方五湖のある三方町は、画期的な縄文遺跡発掘の現場となった鳥浜貝塚で知られています。この貝塚は川底より見つかり、遺跡が完全に泥で保護されていたために、漆の櫛の朱から植物の緑まで、当時そのままの鮮やかさで発掘されました。それによって、それまで原始的、また野蛮な時代と片づけられていた縄文時代に対する認識が一挙にくつがえされ、従来の枠を越えた多面的な分野での研究が急激に進展しました。そして今では縄文文化の世界規模での共通点が知られるようになり、また現代の混迷の時代を逆照射する礎として、その価値が見直されつつあります。
 この映画は、縄文時代、自然のなかで四季とともに暮らしていた人々の健やかな生命感を現代の視点から描いています。したがって解説や脚色は一切加えていません。縄文人の息吹や日常にそっと存在する匂いを感じてもらえるよう描いてみました。なお、ロケ地には海岸部を屋久島、山間部を白神山地、住居部を信州の尖石、井戸尻両縄文遺跡が選ばれています。


『ビッグマウンテンへの道』



-アメリカインディアンの聖地訪問の記録-
(2001年作品/上映時間45分)
製作・監督・撮影・編集 大重潤一郎
音楽・録音 岡野弘幹
ナレーション 山尾三省、川西宏子

 永い過酷な歴史を強いられてきたネイティブアメリカンの中でも、アリゾナにある聖地ビッグマウンテンを守るおばあさんたちは「最後のインディアン」と言われています。
 今でも英語を使わず、電気水道ガスもない昔ながらの暮らしの中で、日々大地に祈る伝統的な生活を営んでいます。そのおばあさんたちのもとにも強制移住の荒波は容赦なく襲っています。
 2000年、世界中の若者たちがコロラド州のビッグマウンテンのふもとで祈り続けているインディアンのおばあさんたちにエールを送るために岐阜からコロラドのビッグマウンテンを目指しました。日本からも、600マイルを行進して数十名の若者が参加しました。当作品はその行進を記録したものです。